国内初で大手取引所のビットフライヤーとコインチェックが、
個人のIDやパスワードなどを第三者に悪用され、
口座から通貨を盗まれた際の「被害補償サービス」を開始しています。
*ビットフライヤー
三井住友海上火災保険と連携しています。
口座への不正ログインで仮想通貨を日本円で出金されたことが発覚した後、
警察による被害調査を経たケースを補償します。
ビットコインとイーサリアムが対象で、
保有残高に応じて補償上限が異なります。
補償上限額
1.預かり資産の合計が円換算で100万円を超える2段階認証登録ユーザー
500 万円
2.上記以外の2段階認証登録ユーザー
10万円
補償対象期間
1年間で1回
(2017年6月1日0:00~2018年6月1日16:00)
2段階認証とは
ログインパスワードに加えてさらに確認コードによる認証を行うことで、
アカウントのセキュリティをより強化するための仕組みです。
bitFlyerでは、電子メール・携帯電話へのSMSメッセージ・認証アプリの3種類の方法で二段階認証を設定することができます。
*コインチェック
不正ログインにかかる損失を最大100万円まで補償します。
東京海上日動火災保険と連携した補償サービスです。
日本円で不正に換金された場合に加えて、
ビットコインで不正送金された場合も補償対象となります。
二段階認証を設定しているユーザーアカウントが補償対象です。
損害保険ジャパン日本興亜も同様のサービスを検討中ですので、
次に実施する取引所はどこか注目しています。