米独立系格付け機関のワイスレーティングが74通貨を対象とした、
世界で初めてとなる仮想通貨の格付けを公表(2018年1月24日)しました。
主要通貨の格付けランキングは以下です。
格付け | 通貨名(単位) |
---|---|
B | イーサリアム(ETH) イオス(EOS) |
B- | エイダコイン(ADA) ネオ(NEO) ストリーム(STEEM) |
C+ | ビットコイン(BTC) ダッシュ(DASH) ライトコイン(LTC) ネム(XEM) |
C | リップル(XRP) リスク(LSK) モネロ(XMR) イーサリアムクラシック(ETC) ジーキャッシュ(ZEC) ドージコイン(DOGE) カウンターパーティー(XCP) |
C- | ビットコインキャッシュ(BCH) |
D+ | ビットコインゴールド(BTG) ゲームクレジット(GAME) |
格付け基準は以下となります。
1.A(Excellent)
2.B(Good)
3.C(Fair)
4.D(Weak)
5.E(Very weak)
6.F(消失コインや詐欺コイン)
それぞれプラスまたはマイナスの符号が付き、プラス(より高い)・マイナス(より低い)となります。
今回最高格付けの「A」を取得した通貨はありませんでした。
そして約70%の通貨判定が「C」でした。
となりますと「B」のイーサリアム、イオスと「B-」のエイダコイン、ネオ、ストリームは価値が再認識されて、今後の価格上昇材料になると思います。
ワイスレーティングは1971年に設立された独立系の格付け機関で、
銀行など金融機関の格付け業務を手掛けています。
知名度は大手のS&Pグローバル・レーティング、ムーディーズ・インベスターズ・サービス、フィッチ・レーティングスと比べると劣りますが、
各国の規制報道が多い現状の悲観相場では、今回の発表は価格に少なからず影響すると思っています。