リップル関連でねずみ講に近いと思うのは「クローバーコイン」です。
以下、公式情報と実際に購入経験のある知人から聞いた内容です。
*クローバーコインとは
48(よつば)ホールディングスが扱っている(いた)仮想通貨です。
2015年の秋頃から1口3万円で販売されていました。
*48ホールディングスとは
48ホールディングス株式会社 (英語名:48Holdings Inc.)
https://48hd.co.jp/
代表取締役会長 淡路 明人
代表取締役社長 渡部 道也
〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西3丁目3-11 桂和北1条ビル9F
設立年月日:平成5年11月5日
事業内容:WEBコンテンツの開発及び販売
現在事業内容は「準備中」ですので、
クローバーコインを扱っているかどうかも不明です。
運営当初は役員に「中田義弘」氏がいました。
(企業公式動画)
3:24辺りで中田氏が顔写真付きで紹介されています。
*仕組み
クローバーコインを買うと会員になり、
他の人に紹介することで報酬を受け取れる代理店権が付いています。
そして「リップル」をクローバーコインの中に価値として保全してあり、
購入金額の20%がリップルに充てられます。
(参考)リップルの最新事情
このようにリップル自体に怪しい要素はなく、
今後も価値が高まる可能性が見込めるので、
信用を得るために担保にしたのだと思います。
そしてクローバーコインをリップルへ変えるには、
リップルのウォレットとアドレスを事務局へ伝える必要があり、
換金したくなった知人が問い合わせたところ、
メールでの返信が数日経ってもなかったそうです。
しびれを切らして電話問い合わせしたところ、
「リップルへの交換レートは現在検討中です」
「変えられる時期も未定です」
という回答をもらい、すぐに取引をやめたそうです。
(公式サイトより)
「弊社が特定の銀行と取引して仮想通貨を販売することはありません」
と記載されています。
まとめますと、
1.代理店権利付きで紹介報酬あり
2.取締役から中田義弘氏が外れた
3.事業内容は準備中
ということから、
「クローバーコインは仮想通貨として現在は機能していない」
と判断しています。
ねずみ講は「流通商品がない」紹介(連鎖)ですので、
今回は仮想通貨という「商品」が流通した分、
定義上はねずみ講ではないと思います。
ただリップルの名前を使って会員を増やし、
現在は事業として公開していない点は、
ビジネスとしては真っ当ではないかなと個人的には思います。
仮想通貨のMLM(ネットワークビジネス)の情報は日々聞きますが、
私は「技術」と「通貨価値」に可能性を感じているので、
正規の取引所で買って保有しておこうと思います。