リップルとは金融商品の「決済・送金システム」です。
シリコンバレーのスタートアップ「OpenCoin」が開発し、
Googleが出資に携わりその後「Ripple Inc」が開発を続けています。
・スタンダードチャータード銀行
・ナショナルオーストラリア銀行(NAB)
・MUFG
・バンクオブアメリカメリルリンチ
・サンタンデール
・ロイヤルバンクオブカナダ
・CIBC
など大手金融機関へ決済ソリューションを提供しています。
(リップル公式動画)
リップルの仲介通貨として「XRP」という仮想通貨が使われていて、
これは単一のオンライン通貨でないことが特徴です。
ドルや円などの法定通貨に加えて、
ビットコインも金銭と交換できる「ブリッジ機能」を備えています。
rippleは独自に開発されたコンセンサスシステムを使用しており、
ビットコインで約3~5分係る送金も数秒で完了します。
*コンセンサスシステムとは
ある特定の承認者たちによって取引記録の合意が得られた時に、
新規の取引をデータに追加するという仕組みです。
時価総額は現在4位と規模も大きくなり、
仮想通貨の話では「XRP」を「リップル」と呼んでいます。
リップルコインと呼ばれることもありますが、
正式名称ではなく日本人が分かりやすい俗称のようになっています。
大きな特徴は「IOU取引」です。
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IOUとは、「I owe you(私はあなたに借りがある)」の略で、
ゲートウェイ(顧客から通貨の預金を引き受け、代わりにRippleネットワークの残高を発行する場所)が、
顧客から引き受けた預金に対して発行する借用証書です。
ゲートウェイから顧客に発行されるIOUの残高は、
基本的に顧客から引き受けた預金の残高に基づき、
リップルのユーザー同士であれば、
ゲートウェイから発行されたIOUで支払いを行うことができます。
IOUを使った取引を簡単に説明します。
Aさん、Bさん、Cさんがいます。
Aさんは、Bさんに1万円借りています。
Bさんは、Cさんから1万円の商品を購入しました。
そこでBさんは、「代金の1万円はAさんから貰ってくれ」とCさんに伝え、
BさんはCさんに1万円を支払うのではなく、
AさんのIOU(借用証明書)で決済をしました。
これがIOUを使った取引です。
Aさん、Bさん、Cさんの間では、1万円を上限とした通貨圏が成立し、
この通貨圏が「リップルネットワーク」に当たります。
(コインチェックのよくある質問より)
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まとめますと、
・Googleが出資している
・大手銀行の決済ソリューションをしている
・時価総額2位(2018年1月現在)
・ビットコインで約3~5分係る送金も数秒で完了する
という仮想通貨です。
私は「今後も価値が高くなる」と捉えているので日々買い増していて、
購入取引所は「コインチェック」を使っています。
コインチェックを使っている理由は以下です。
・取扱銘柄数1位(日本国内)
・バンドルカード(VISA)と提携している
・スマホアプリが使いやすい(見やすい、日本語)