仮想通貨 取引所

1.資本金と出資会社
2.販売通貨
3.手数料
4.レバレッジ
5.特徴まとめ

という項目で日本国内の仮想通貨取引所を比較します。

1.資本金と出資会社

取引所資本金出資会社
bitFlyer41億238万円(資本準備金含)SMBCベンチャーキャピタル株式会社
みずほキャピタル株式会社
三菱UFJキャピタル株式会社
第一生命保険株式会社
三井住友海上キャピタル株式会社
リクルート
株式会社ベンチャーラボインベストメント
SBI investment
株式会社電通デジタル・ホールディングス
株式会社QUICK
GMO Payment Gateway
GMO VenturePartners 株式会社
B Dash Ventures株式会社
Digital Currency Group
East Ventures
インキュベイトファンド
Coincheck9,200万円インキュベイトファンド
ANRI
セレス
Zaif8億3,013万円朝山貴生
朝山道央
日本テクノロジーベンチャーパートナーズCC投資事業組合
bitbankTrade3億8100万円セレス
bitFlyer(ビットフライヤー)が資本金の多さと、
出資会社の大きさと多さで頭一つ抜けていると思います。

2.販売通貨

取引所通貨数販売通貨
bitFlyer6種類ビットコイン(BTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
イーサリアム(ETH)
イーサリアムクラシック(ETC)
ライトコイン(LTC)
モナコイン(MONA)
Coincheck13種類ビットコイン(BTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
イーサリアム(ETH)
イーサリアムクラシック(ETC)
リスク(LSK)
ファクトム(FCT)
モネロ(XMR)
オーガー(REP)
リップル(XRP)
Zcash(ZEC)
ネム(XEM)
ライトコイン(LTC)
DASH(DASH)
Zaif5種類ビットコイン(BTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
イーサリアム(ETH)
モナコイン(MONA)
ネム(XEM)
bitbankTradeなしなし
仮想通貨の売買には取引所と販売所があります。
(bitbankTradeは取引所のみです)

・取引所とは
売買取引を提供する場です。
売買する場の一般的な名称でもあります。

「買いたい金額・数量=売りたい金額・数量」で取引が成立します。

個人間売買の場を提供しているだけなので、
手数料は販売所に比べて安くなる傾向があります。

・販売所とは
提供会社が保有している通貨を購入する場です。
通貨に在庫があれば希望の金額・数量をすぐに購入できます。

在庫を抱えている形になるので、
取引所よりは手数料が高くなる傾向があります。

どの会社も取引所は持っていますが、
販売所の有無と販売通貨は会社によって異なります。

初心者の方や日々積極的な取引をせずに保有したい方は、
販売所での購入の方が確実で簡単だと思います。

3-1.手数料(円の入出金)

取引所取引入金出金
bitFlyer無料
(期間限定)
住信SBIネット銀行からご入金の場合 無料・住信SBIネット銀行以外からご入金の場合 330円三井住友銀行
220 円(3万円未満)
440 円(3万円以上)
その他銀行
550 円(3万円未満)
770 円(3万円以上)
Coincheck無料クイック・コンビニ
756円(3万円未満)
1,000円(3万円以上50万円未満)
入金金額×0.108% + 486 円
(50万円以上)

指定口座
住信SBIネット銀行
400円
Zaifmaker -0.01%
taker -0.01%
自己負担350円(50万円未満)
756円(50万円以上)
bitbankTrade無料自己負担324円
取引所の指定銀行口座を持っていれば、
より安い手数料で入出金を行うことができます。

取引手数料は基本無料です。
Zaifの手数料はマイナス(ネム:XEM以外)ですので、
取引の翌日にボーナスとして付与されます。

maker手数料とは板に注文を並べる(成行)際の手数料です。
taker手数料とは並んだ注文を消費(指値)する際の手数料です。

多くの取引所ではビットコインの流動性を確保したいという狙いから、
Maker手数料を安くする傾向があります。

公表されている取引手数料は無料ですが、
実質かかる手数料として「スプレッド」が存在します。

・スプレッドとは
買値と売値の差額です。

(例)
スプレッド=100円
スプレッド=500円

この場合売却時の利益に400円の差が出ますので、
「実質手数料」という認識をしています。
ですのでスプレッドは狭い方が利益に繫がりやすいです。

流動性によって日々大きさは変化します。

売買が盛んで流動性が高い時は狭くなり、
売買が少なく流動性が低い時は広くなります。

また取引所によっても変わってきます。

(国内取引所のスプレッド:2017年6月23日現在)
・bitflyer=202円
・Coincheck=143円
・Zaif=30円

3-2.手数料(仮想通貨の送金・受け取り)

取引所送金受け取り
bitFlyerBTC:0.0005 BTC無料
CoincheckBTC:0.0005 BTC
ETH:0.01 ETH
ETC:0.01 ETC
REP:0.01 REP
XRP:0.15 XRP
無料
高速:0.02 BTC
ZaifBTC:0.0005 BTC
XEM:15XEM
MONA:0.001MONA
無料
bitbankTradeBTC:0.0005 BTC無料
ビットコインの価格が30万円の場合、送金手数料は「150円」ですので、
銀行の海外送金で3,000円〜5000円かかることを考えると、
送金手数料の安さは大きな魅力に感じています。

3-3.手数料(スワップポイントと借入)

取引所スワップポイント借入
bitFlyer買い:0.04%支払い/日
売り:0.04%支払い/日
なし
Coincheck買い:0.04%支払い/日
売り:0.05%支払い/日
0.05 %/日
Zaif買い:0.39%支払い/日
売り:0.39%支払い/日
なし
bitbankTradeなしなし
スワップポイントとは金利差のことです。

FX(証拠金取引)では、

・買い→毎日もらえる
・売り→毎日支払う

ことが一般的ですが仮想通貨に関してはどちらも「支払い」です。
ですので長期保有する場合はスワップポイントの支払いがない、
「bitbankTrade」に優位性が高くなると思います。

Coincheckの借入とは「貸仮想通貨サービス」です。
仮想通貨をコインチェック株式会社に貸し出して「金利」をもらえます。

・販売中の全通貨対象
・14日間=年率1%
・30日間=年率2%
・90日間=年率3%
・365日間=年率5%

となり最大5%の運用が可能です。
長期保有をしたい方に最適なサービスだと思います。

4.レバレッジ

取引所レバレッジ
bitFlyer最大2倍
Coincheck最大5倍
Zaif最大7.77倍
bitbankTrade最大20倍
・レバレッジとは
経済活動において他人資本を使うことで、
自己資本に対する利益率を高めること、またはその高まる倍率。
(Wikipediaより)

円や仮想通貨を担保にレバレッジをかけた信用取引をすることもできます。
通常の売買と異なり証拠金取引となりますので、
仮想通貨を売買したいだけの方は特に関係のない領域となります。
(より取引で利益を追求したい方向け)

5.特徴まとめ
*bitFlyer
資本金と出資会社・金額がダントツトップです。

・楽天市場でビットコインが貯まる、使える
・ビットコイン専用のネット通販
・三井住友海上(日本初の仮想通貨盗難保険を提供中)とも提携中

など利便性と信頼性が高いと思います。

(公式)bitFlyer

*Coincheck
販売通貨数国内1位(12通貨)です。
また国内唯一の「貸仮想通貨サービス」があるので金利ももらえます。

(公式)Coincheck

*Zaif
取引手数料がマイナスでボーナスとしてもらえます。
また「コイン積立サービス」を実施していて、
平均購入単価を下げながら仮想通貨の積立をすることもできます。

またMasterブランドのマネパカードへビットコインチャージができるので、
ビットコインを世界中の加盟店で利用できます。

(公式)マネパカード

(公式)Zaif

*bitbankTrade
スワップポイントがかからずレバレッジが最大20倍ですので、
積極的に証拠金取引をしたい方におすすめだと思います。

(公式)bitbankTrade

*今後の動向
大手証券会社が参入予定です。

・株式会社マネーパートナーズ
・SBIバーチャル・カレンシーズ株式会社
・マネックス証券株式会社 など

大手上場企業が仮想通貨へ取引所として参入すれば、
利用者が増えて価格も上昇すると思うので、
今のうちに保有通貨と金額を増やしておこうと思います。

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