イーサリアムクラシック 今後

イーサリアムクラシックは今後も価格が上昇すると見込んでいます。

1.イーサリアムの技術は「独自性」が高い
2.取り扱う取引所が増えている
3.開発者や取引所から支持されている

という理由です。

イーサリアムクラシック
(リリースから現在までのチャート@Poloniex)

*イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)とは
イーサリアムから「分裂」して生まれた仮想通貨です。
単位は「ETC」です。

(参考)イーサリアムとは

*誕生した背景
イーサリアムを利用したプロジェクトである「The DAO」の脆弱性を突いて、
2016年6月に約50〜60億円相当のイーサリアムが不正に送金されました。

・THE DAOとは
仮装通貨でベンチャー企業に投資するサービスです。

これに対しイーサリアム開発チームは、
「ハードフォークによって不正送金が行われる前の状態に戻す」
という手段を取ることで解決を図りました。

最終的にはコミュニティの約90%がこれに「賛同」し、
ハードフォークが実行されて不正送金は無効化されました。
(2016年7月20日)

・ハードフォークとは
該当仮想通貨のルールを変える際に旧ルールを無視し、
新ルールを新たに適用することで旧ルールとの互換性がなくなることです。

しかしこの対応が中央管理的な介入であるとして、
あくまで非中央集権的な暗号通貨を目指すコミュニティの一部が反発して、
ハードフォークを「拒否」しました。

その結果生まれたのが「イーサリアムクラシック」です。

*特徴
両者はもともと一つの暗号通貨であるので、
基本的な機能は同一であり大きな違いはありません。

大きな違いは優先する概念であり、
クラシックという名の通り、仮想通貨「本来の概念」を受け継いでいます。

・本来の概念とは
「Code is Law」(ソースコードが最も正しい)です。

ブロックチェーンの技術では中央管理者不在で、
ネットワーク全体の監視による安全な非中央集権が確立しています。

これはあらかじめ決められたルール、
P2Pネットワークを介した「コード」によって動いているためです。

・ブロックチェーンとは
2008年に開発された「次世代型ネットワーク技術」です。
「改ざんできない仕組み」になっていることが特徴です。


(ブロックチェーンとは何か?:IBMJapan)

ですのでイーサリアムとの違いは、

・イーサリアム
多数決の中央管理で決める(ルールを書き換えた)

・イーサリアムクラシック
非中央集権のコード主義(ルールは書き換えない)

と言えます。

*今後の予想
価格上昇を見込んでいます。

資金や人が少ないという懸念点もありますが、
2016年8月に行われた暗号通貨の討論会「Let’s Talk Bitcoin」で、
チャールズ・ホスキンソン氏(イーサリアムの開発者)がイーサリアムクラシック「寄り」の発言をした背景があります。

また分裂原因の不正取得は「THE DAO」のバグが原因であり、
データベース流出についてもコミュニティフォーラムのものですので、
イーサリアム本体の問題ではありません。

さらに中国3大取引所の1つ「BTCC」は「BTCC DAX」をオープンし、
最初の取引ペアとしてビットコイン(BTC)/イーサリアムクラシック(ETC)を採用しました。

・BTCCとは
ビットコインと中国元の取引のうち、
中国国内で50%以上の取引量を持っている取引所です。

BTCCのCOO(最高執行責任者)Samson Mowは、
これまで一貫してイーサリアムクラシックへのサポートを示してきました。

・BTCC DAXとは
取引プラットフォームです。

2017年6月26日月曜日午後6時から預金の受領を開始し、
2017年6月27日火曜日午後6時から取引開始です。

イーサリアムクラシックは国内取引所「コインチェック」で購入可能です。

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